結城明

2025.12.15

お片付け。結城明。

大晦日に向けて、片付けをしました。

 

いらないものを捨てていくのですが、

皆様、ものって捨てられますか??

私は罪悪感に苛まれるタイプで、大切にしていたものが捨てられた瞬間、ゴミ箱の中で他のゴミに汚されていくのが、申し訳なくて見ていられないのです。

まるで、わたしがものに対してひどい仕打ちをしてるかのように感じるのです。。

 

わたしはどうにか捨てることを悪いことのように思わないために『いらないもの』と言うくくりではなく、『他の誰かが使う資源、誰かが使う番になったもの』と、なんとか言いくるめて捨ててます。

それでも罪悪感が拭えきれれないときはリサイクルショップに引き取ってもらいます。

もともとわたしは新しい服が欲しいときには、古着屋さんに行ったりすることもあって、次の人が使う(…かもしれない)運命を受け入れやすかったりするのです。

リサイクルショップに引き取ってもらうときに限っては「この子にも次の人にもらわれるときが来たか」なんて、スピリチュアルめいてみたりするのです。

 

問題なのが、わたしはかつ、好きなものをどうも買い集めて、しまうのです。

コレクションとまではいかないですが、面白そう!と思うものはつい買ってしまうのです。

きらびやかな模様が描かれたトランプや、好きなアニメの高クオリティのグッズ、買いたいけどおしとどまったアニメとスカートのコラボグッズもありました。

最近ではどこで使うかもわからないスパイグッズもありました。。

 

だから、私の家にはいらないはずのものがあふれていました。

ですが、そんな私にもいつしか転機が。

引っ越しをして大きな荷物を運ぶときに、((これはいらないんじゃないか))と思ったのです。

 

ちょっと多すぎかな、そんな心のささやきをよくその場でメモにとっておいたのです。

アレはいらない…コレもいらないかな………

家に帰ると環境に馴染んでいつもメモしたものはそこにいるのですが、メモに目を通すとあの時の気持ちを思い出すのです。

 

お役目ごめんだよ。今までありがとうね。

 

そんな言葉をかけて、そこから取り除くのです。

わたしはあらゆるテクニックを使って罪悪感から逃れるのでした。

すると何日か待つと、捨てて良かったなと思うのです。なぜならそれは空いたスペースに、自分のまだ見ぬ可能性が生まれた気になるからなのでした。

 

そしてまたお買い物をする時に、捨ててしまったものは何故捨ててしまったんだろう、あ、そうか、こういうものは私には合わないんだ、とか、これからの自分に必要になるものはなんだろう、とか、慎重に選ぼう、とか、考える余裕が生まれたのです。

いままで、見ていた持っているもの、これから見ていくまだ持ってないもの、どちらもかけがえのない一期一会だと、なんだか、視野が広くなった気がするような、気がしたのです。

 

皆様もいらないはずのものを捨てて、

新しい可能性を買ってみては?

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