石井尚

2021.06.23

私の映画史

私が小学生の頃映画ブームで、特に邦画より洋画が流行ってました。私の父の影響もあり、訳もわからずに一緒に洋画を銀座テアトル東京などその近辺の映画館を往き来してました。私が記憶に残る第1段は、4歳の時に今は亡き母に連れて行かれ銀座シアトルで観た、「百一匹わんちゃん大行進」日本では始まったばかりの大スクリーンシネマに驚き泣いてしまいました。それから、クリスマスツリー、クリスマスキャロルなど児童似合ったものを観ました。中学一年のときに、初めて仲間と行った、小さな恋のメロディー一緒に行った仲間は、現在55歳前後なら記憶にあると思いますが、一時期大ブレークした。広岡瞬氏 、 悲しいことですが去年11月に永眠しました。二人で電車を乗り継ぎ日比谷まで行き、マークレスター氏、ジャックワイルド氏、の姿に憧れました。

子供から脱皮し初めて大人の映画に仲間入りし中学2年で観た「卒業」でした。思春期の心に衝撃を受けました。サイモント&ガーファンクルのサウンドに乗せ、ダスティンホフマン氏の華麗な情景に魅せられました。

その頃映画を輝かせた、映画評論家、淀川長治氏、「サヨナラ 、  サヨナラ」

水野晴郎氏「映画って本当に素晴らしいですね」の名セリフを掲げ、映画トークを楽しませてくれました‼️

「昔は良い映画があった」は間違いであり、それぞれの年代に観た映画であり、青春の熱く輝いた時代に観たから、心に焼き付いているのですよ。とどちらかの評論家が伝えていたことに 感銘した日々を思い出しました。これからも私の映画史は続きます。

文章の中に出てきた映画は、名画ですので、機会があれば是非みてください

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