鳴海良紀
2020.05.25
テレビとわたし
こんにちは鳴海良紀です。
新型コロナウイルスの影響で世界中が大変な状況になり、
まさかこんなことが生きているうちに起こるなんてという思いでいっぱいです。
少しブログを止めていましたが久しぶりに綴ります。
いつの日も時代は気付いた時には大きく変わっていて、
あとで振り返ると「あぁ、あの時は良かった」なんて思ったりもします。
青春時代に流れた音楽や、観たドラマはいくつになっても深く心に影響を及ぼしているもので、
最近は真実を求めがちですがエンターテインメントの本質とは「感動を生む」ことであって、
リアルを追求することではないと個人的には思っています。というか、そういうエンターテインメントが私は好きな人です。
真実なんて誰にもわかりはしないですし、知ったところで・・・というやつです。
リアルなんて毎日痛いくらい味わっているんだから、
夢を観たいし、観せてほしいと思うわけです。
嘘でいいし、嘘だとわかってるけど、それでいいんです。それが観たいんです。
笑いたいし、泣きたいし、心がギュッとなるような気持ちにもなりたいし、ワクワクもしたい。
それがエンターテインメントで、日々リアルと戦い打ちのめされている人達の希望になるから必要なんだと思っています。
ステージに立つ側として「夢を観せてやる!」と言えなきゃいけないのですが・・・。
こんな時代だからこそ、嘘だっていいから愛や夢や希望や勇気という、そういうものが日本には必要なのだと思っています。
前置きはここまでにして、
私はまさにそんな華やかな時代のテレビの影響を強く受けてきました。
テレビは20歳になるまでの生育に大きな影響力を持ちます。
今はインターネットでより広い世界の、多様な価値観を見れる時代になりましたが、
少なくとも私が学生の頃はテレビが全てでした。
その影響からか、
今でも好きなことが「ミュージシャン」「バイク」「ボクシング」「野球」「アウトロー」というコテコテの
その時代のカッコイイとされていた男のものになってしまいました。何一つ形にならないのが私らしいのですが(笑
日常は上下ジャージが、ジーンズにシャツというスタイルもそんな影響からかもしれません(°▽。)
バラエティ番組も好きでとにかく毎週家族で見てました。
「家族で見る」というのが今の時代ってちょっと減ってるんじゃないですかね?
YouTubeとか家族で見ないでしょうし、私もインターネットが日常に溢れてから1人の時間を好むようになりましたし。
でもテレビって、特にエンターテインメントとしてのテレビって凄く必要だと思うんです。
同じ時間、同じことで、同じ場所で、バカみたいに笑えたりできるのって素敵だし、
いつでも見れる訳じゃないから、再放送とかないから良かったりするし、「昨日のあれみた?」とかいう会話が普通に溢れてたし、
番組って内容が作り込まれてるからこそ、見ている人に与える影響も大きいし、
音楽番組だって生でリアルがすべて良いとは思わないんですよね。
やっぱりラインから録った音がテレビ越しに聞こえても、
それは全く別物になるし、
ライン録りの歌って凄く下手に聞こえるんですけど、
それを歌い手のせいにするのも違うと思いますし、
表方と裏方といろんな人の関わりといろんなプロフェッショナルがあって
結果、視聴者に感動を与えることこそが正解であると思うのです。
それが叶ったライブ映像が私は中学生の頃からすっごい好きで、
今でいうレジェンドアーティストさん達の「あのライブの、あの時の、あの曲がいい」っていう感じでした。
バラエティ番組でいうとコントとかよりも、コンビが会話の中で突発的に自分たちも笑ってしまうような瞬間のやつが好きです。
私にとってテレビとは良い意味でも悪い意味でも自分を教育洗脳してくれたもので、
これから先、時代がどうなろうとも「時代を追うな、夢を追え」
そう言い切れる大人であり続けたいものです。
少なくとも、好きなことは好きで嫌いなことは嫌いと
言うだけ言える男であり続けたいと思います。
とはいうものの、そりゃ〜・・・ぶら下げられた人参は食べますけどぉ〜〜(。▽°)
笑。
鳴海良紀